PO圏内まであと一つ、という位置に付けながらここ7試合で1勝のFC岐阜。
迎える相手は一時は首位を快走していたものの、ここ6試合1勝で5位まで順位を落とした大分トリニータ。
勝利に飢えているクラブ同士の対戦となった。
試合前は郡上おどりや
自衛隊の演奏、
鮎のつかみ取り等、
夏休みとあってイベントも盛りだくさん。開場前から多くのサポーターが列を作った。
試合は開始早々に三島のスルーパスに抜け出したライアンが1対1のチャンスを作るもループシュートはバーを越え、先制ならず。結果的にはこのシーンが最初で最後の決定機となった。
すると大分は丸谷のミドルシュートが三平の足下にすっぽり収まり先制ゴール。
ゴールパフォーマンスはよく分からないが、シュートは冷静で見事だった。
ここで巻き返せないのが今の岐阜。
北谷のハンドがPA外と判定され、事なきを得たかと思ったが・・・
結局このセットプレイでオウンゴールとなり0-2。
岐阜は最終的にシュートを9本放つも、そのほとんどがミドル。
頼みの古橋も封じられ、このまま完敗。今シーズンワーストレベルの出来に終始した。
支配率では60%を越えるものの、崩したシーンは皆無。連戦ということでメンバーを入れ替えた影響があるのかもしれないが、多くのサポーターをがっかりさせてしまった。
次節の相手は18位の栃木。負けると勝ち点では並ばれるだけに、奮起してほしい。
この試合の主審は西村雄一さんだった。
W杯でも主審を務めた西村さんが岐阜の試合を担当するのは自分の記憶の中では初めて。
というわけで、
ゲームをコントロールする西村さん
倒れた選手に手を差し伸べる西村さん
壁の位置をスプレーする西村さん
試合終了を告げる西村さん