勝てば自力残留。負ければプレーオフ。非常にシンプル。
「勝つだけ」と監督も選手も口を揃えるが、勝ててこれなかったからこそこの順位。
果たしてこの試合も2-2のドローとなった。
名古屋-湘南の試合終了時点では磐田も鳥栖もドローで勝ち点1を積み上げている。グランパスのプレーオフ確定に静まりかえったパロマ瑞穂陸上競技場。
ところが一部からざわめきが起こる。そのざわめきが池に投げ込んだ小石のように波紋を広げる。ところどころから聞こえる「磐田が負けた!」
そしてついには洪水のような歓喜の声が響き渡った。ラストプレーで失点した磐田を得失点差で交わし大逆転でのJ1残留決定!
24得点でJ1得点王&ランクル賞に輝いたのはジョー。
この日もユニフォームをめくられるまで引っ張られようが、後ろから引きずり倒されようが、ファールをもらえない。
それどころか競り合うと自身のファールにされてしまう。
そこでジョーは考えた。「高く飛ぶからいけないんだ!低い位置で競り合えばいいんだ!」からの大相撲瑞穂場所開催。
なにはともあれおめでとう!ジョー!
ひとつ心配なのが楢崎・寿人の退団情報。
セレモニーでも2人がスマホで写真撮影をしていたので、「もしかしたら・・・」という予感はあったが、どのような選択をしてもただただ応援する。