2012~2015年に名古屋グランパスに在籍した佐藤和樹と、
2人の左サイドバックが八戸の地で対決。
気温6度と真冬の気温に加え、風速6mの風も吹き荒れて、体感気温は零度。
フラッグも常に硬い紙のようにはためき続けていた。(サンドウィッチマンみたいになった)
そんな冷え切った体を温めてくれたのがスタジアムグルメの数々。
メニューもバリエーションに富んでおり、しかも地元の料理が盛りだくさん。
そしてなんと言っても安くて美味い!
岐阜のスタジアムグルメで鍛えていたつもりだったが、ちょっとした食フェス感だった。
ただここから一気に天候が悪化。選手は寒さに震えながらのアップとなった。
そんな悪条件にも関わらず凄さを見せつけたのが自衛隊の皆さん。
ファンファーレ演奏のために登場すると、演奏開始までの6分間、微動だにせず直立姿勢で待機し続けた。
試合は開始早々の2分、林のゴールで鳥取が先制。
後半になり日が差し込み始めると、谷尾がクロスに上手く合わせて同点。
更に後半11分には小牧が福村を交わして左隅に逆転ゴールを流し込む。
しかし迎えた後半アディションルタイム、可児がここ以外にどこにも隙間のないコースを鮮やかにぶち抜き同点に成功。
そのまま2-2で終了となった。
佐藤和樹の前半は散々だった。
DFの裏を狙ったロングパスやサイドチェンジがことごとく繋がらない。
監督に何度も名指しで怒鳴られ、前半途中での交代も覚悟しながら見ていた。
ところがHT以降はロングパスを封印。3バックとして守備に集中するとプレイも安定。
試合終盤は監督から「和樹に全部集めろ!」との指示も飛んだ。
福村貴幸は1失点目は悔しいだろうが、岐阜にいた頃よりも1列前でのプレイということで、より攻撃的な姿勢を見せた。
ヒゲは正直90分経っても見慣れることはなかったが、声を上げて感情を露わにするシーンも多く、どちらかというとおとなしい印象を持っていただけに、意外だった。
そして何より先制点を喜ぶこの姿がかわいすぎた