昼前から降り始めた雨も試合直前にやみ、パスサッカーの岐阜には絶好のピッチコンディションで首位山口を迎え撃った。
ところが前半は防戦一方だった。5月月間MVPの古橋が果敢にシュートを放つが惜しくも決まらず。逆に山口は最初のチャンスをものにすると、
小野瀬・池上のドリブルを中心に攻め続けた。
ところが後半になると試合は一転岐阜ペースとなった。
CKからの阿部のゴールはファール判定で取り消されたが、古橋が立て続けにゴールを決めて逆転に成功。だがその僅か1分後にオナイウも2点目を決めて同点。
その後は山口に退場者が出て岐阜が攻め込んだが、ラストプレーとなった小野のFKがゴールネット上を揺らしたところで試合終了。2-2のドローに終わった。
前節の町田戦では、勢いだけでは埋められない上位との力の差を感じたが、今日は充分に手応えのある戦いだった。ただやはり前半のようなもったいない時間を減らさないとPO圏内定着はまだ難しいようだ。
中学時代を岐阜で過ごした坪井ももう38歳。それでも危険を察知する能力は流石の一言。