シーズンの中に「絶対に負けてはいけない試合」がある
そして「絶対に勝たなければいけない試合」がある
22位FC岐阜vs21位栃木SC、この試合は栃木にとって前者、岐阜にとって後者だった
ヘリコプターからの空中始球式、初成功!
そして裏天王山がキックオフ
両チームやはり失点することを恐れた慎重な試合運び
監督のアクションは対照的
結果的にこの日一番の決定機となった馬場のシュートは枠を大きく外れてしまう
岐阜は後半早々、キープ力のあるフレデリックをハボスに交代
カウンターを徹底的に狙う作戦を明確にした
しかし岐阜に来てからのハボスは連携に疑問符が
この試合でも周囲と効果的な攻撃を組み立てることができず、一人でなんとかしなければならない苦しいシーンが目立つ
もちろん北野監督は承知の上で投入していると思うが、結局ハボスの個に頼るしかないというのが現状なのだろう
最後もハボスのFKがバーを超えたところで試合終了
「絶対に負けてはいけない試合」に負けなかった栃木、
「絶対に勝たなければいけない試合」に勝てなかった岐阜
試合としては引き分けだが、勝負としては結果は明らか
やはりこの大一番で勝てないからこの位置なんだと再確認することとなった
その暑い人柄とプレイで岐阜でも大人気だったヘニキ
大きなケツと、パンツが徐々にブルマ化する姿は相変わらずで一安心
名古屋在籍時には、存在感がないようであり、あるようでない、謎の選手だった枝村巧馬
この試合では後半ATからの出場となり、謎は謎のままとなった