2017-01-01から1年間の記事一覧
「395日」 J2降格が決まった2016年11月3日から、長く険しい日々を積み重ねてきた。 フロント内での権力争い、選手の流出、補強バランスの偏り・・・、オフは全く先の見えない状態でスタートした。 それでも、佐藤寿人の加入、玉田圭司の復帰、そして風間八…
「三度目の正直」成る。 プレーオフ準決勝、リーグ戦を3位で終えた名古屋グランパスはパロマ瑞穂陸上競技場に6位のジェフユナイテッド千葉を迎えた。 全42節を戦って、勝ち点の差は7。ホームで戦える。引き分けでも決勝へ進出できる。 それでも正直不安はか…
猛犬の檻に閉じ込められた。 28,697人が集まり、名古屋ホームの大声援で千葉を圧倒し、暫定2位浮上で夜の長崎にプレッシャーを与えるはずだった。 しかし千葉のハイラインによる狭いゾーンにハメこまれ、ショートパスを繋げない。
久しぶりのサッカー観戦は名岐ダービー。 前回の対戦は岐阜が一方的に支配するも、CKからの一発で名古屋が追いつきドロー。 akamidorineko.hatenablog.com あれから7ヶ月弱。かつてないほどの圧倒的なポゼッションサッカーでJ2に驚きをもたらし続けてきた両…
ガブリエル -(ヘブライ語: גַברִיאֵל、アラビア語: جِبرِيل)は旧約聖書『ダニエル書』にその名があらわれる天使。ユダヤ教からキリスト教、イスラム教へと引き継がれ、キリスト教ではミカエル、ラファエルと共に三大天使の一人であると考えられている(wik…
止まっていた時計が動き出した。 7月12日、雷雨により後半20分で中止になった名古屋グランパスvsヴァンラーレ八戸の再開試合。 スタジアムに到着すると、試合開始前だが時計は20分を指していた。 八戸が得点をあげない限り、たった25分しか行われない試合に…
FC岐阜がJ2に参入して10年。他のクラブがずっと羨ましかった。 成績や選手層、観客数やクラブの設備のことではない。 毎年残留争いしても、ガラガラでも、そんなこと関係なくFC岐阜が好きだ。 だが一つ、足りないものがあった。 そう、FC岐阜にはずっと正式…
雷雨による中止を選手は、監督はどう捉えただろうか。 「このままやりたかった」「中止でホッとした」 もしかしたら名古屋は後者、八戸は前者の感想が多いのかもしれない。 「闘将」柱谷哲二の下、八戸はよく闘っていた。 試合開始早々、決定機を立て続けに…
「内容はそこまで悪くない」 そう思い続け、気が付けば10試合勝利なし。4月にはプレーオフまであと一息の8位につけていた順位も、降格圏が伸ばす手に絡みつかれそうな18位に。 このままいつもの定位置まで落ちてしまうのか、それとも這い上がるのか。非常に…
リーグ戦3連敗。しかも全て逆転負けと、波に乗りきれないグランパス。 相手はSRC広島。中国リーグに所属するアマチュアクラブ。両チームの差は試合目の練習にも見て取れた。ピカピカの天皇杯の公式球で練習するグランパスに対し、使い込まれたボールで練習す…
グランパスが3連敗で8位転落。 岐阜も8試合勝利なしで16位に低迷と、空梅雨の青空とは裏腹に厳しい日々。 こんな時は猫に癒やされる必要があると思う。
「年に一度あるかないかのプレーが二つも起きた」これが攻撃時のものであればこれ程興奮する試合もない。しかしこの日に見たものは守備陣の悲しすぎるミス。悪い意味で記憶に残る試合になってしまった。前半早々から作り出すいくつもの決定機。相手をかき回…
「ゴール前を堅められると打開できない」 現在抱えている課題を露呈する一戦となった。
2017年のJ2リーグ日程が発表された時、楽しみにしていた試合の内の一つがこの京都戦だった。 その期待はやはり本当に多くのサポーターが感じていたようで、名古屋グランパス史上2位となる36,755人が豊田スタジアムに駆け付けた。
待ちわびていた。名古屋グランパスのゲームメイカー田口泰士の復帰を。
「キングカズが岐阜にやってくる!」 長良川競技場に駆けつけた11,040人の中には、前節50歳でのゴールを決めた三浦知良を一目見たいという思いがあっただろう。
ついに実現してしまった名岐ダービー。 「実現してしまった」と表現したのは、この対決をできればJ2ではなく、J1の舞台で見たかったからだ。 実際クラブ側も「岐阜にだけは負けられない!」「何が何でも名古屋に勝つ!」というよりは「名古屋と岐阜で一緒に…
「115日」 昨年11月3日に24年間守り続けてきたJ1の座から陥落して115日が経った。 ネガティヴな感情しかなかった。絶望、悲嘆、嘆息、鬱憤、後悔、そこにポジティブな要素が入り込む隙間なんか1ミリもなかった。 それでも前を向いた。クラブは体制を一新した…